特 長
旭のスペースヒーターは熱盤、クロスヘッド、Tダイス金型、成型機ホッパー等の表面に密着、又は挿入して加熱する場合やあるいは暖房器各種・乾燥機・空気加熱用熱源として利用されています。
スペースヒーターは、発熱線を平均に耐熱マイカに巻き更にマイカで絶縁した上に金属板で被覆した物であります。

温度分布を一定に出来る(可変ピッチ)スペースヒーターも製作致します。
端子形状はリード線式や端子式が有り、端子式には位置により両端子型、片端子型、中央端子型が有 ります。

両端子型

片端子型

中央端子型

◎ヒーターワット密度の決め方
ヒーターのワット密度(W/cu)はヒーターの寿命を決定する設計上基本的目安となります。
ヒーターを構成する材料には各々耐熱温度がありますのでヒーターの表面温度がこの限度を超えない様にワット密度を設定する必要があります。

ワット密度  被加熱体に密着せずに使用する場合  2W/cu 以下
 被加熱体に密着して使用する場合  4W/cu 以下


◎御使用上の注意
スペースヒーターを被加熱体に密着して使用する場合ヒーターの上に押え板を重ね、ボルトで締付けて被加熱面とヒーター間に隙間を生じない様に取付ける事が理想です。取付けが不完全な場合、熱伝導不良(空焼)になりヒーターの早期断線の原因となります。

※その他にもL型ヒーター、U型ヒーター、バレルヒーター、外面使用ヒーター等も製作しております。